三段峡の歩き方

How to 三段峡

豊かな自然をそのまま体験できる三段峡。
事前の準備と当日の確認で、安全に楽しみましょう。

01三段峡に行く前に

服装と靴

長袖、長ズボンを着用して草木や害虫から肌を守るような格好でお越し下さい。足元は急な坂や小石に対応できる歩き慣れた運動靴やトレッキングシューズがオススメです。

トイレと水分

三段峡内のトイレは黒淵・水梨・葭ヶ原の3箇所のみです。入峡前にお済ませください。また自動販売機はございませんので飲み物はご持参ください。

日没と天気

深い峡谷の日没は早いうえに急な気温の変化も起こります。もう少し奥までと思っても早めに下山してください。夏の季節でも上着をご持参ください。

写真/動画撮影

探勝路での歩きながらのスマートフォンの操作や撮影は転落や転倒の危険があります。三脚撮影は通行の邪魔にならないよう留意してください。また探勝路外での単独行動による撮影はお控えください。

01採取の禁止

特別名勝である三段峡は、文化財保護法により、
生きものや植物の採取は禁止となっております。

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    生きもの
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    植物・落葉
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    小石

01注意をして歩こう

落石

切り立った山々は常に落石の危険があります。滝、谷や崖の付近は特に落石に注意してください。

ツタウルシとヤマウルシ
【接触注意】

探勝路にある葉が3枚ずつついているツタは「ツタウルシ」の可能性がありますのでむやみに触らないでください。
炎症やかぶれが起こった場合は医療機関を受診してください。

マダニ

人につくと吸血してさまざまな病原体を媒介します。肌の露出を避けて、むやみに草むらに入らないでください。噛まれた場合は医療機関を受診してください。

ヘビ

マムシやヤマカガシなどの毒蛇が峡内で発見されています。
むやみに草むらに踏み込まずヘビを目撃しても刺激を与えないでください。

倒木

木が倒れてくることや折れた枝が上から降ってくることもありますので十分に注意してください。また探勝路上に折れた木が落ちていることもあります。

ブヨとアブ

ブヨ…小さなハエのような見た目の虫。
アブ…夏の川辺に多く発生するハチのような見た目の虫。
自然に生息する虫ですが噛まれると蚊の数倍痛く、長く腫れます。
肌の露出を控えて防虫スプレーを持参するなど対策をしてください。

ツキノワグマとイノシシ

安芸太田町及び北広島町はクマやイノシシが多く生息する地域です。
出会った場合は刺激をせず静かにやり過ごしてください。

ムカデとハチ

朽ち木や落ち葉の下にいるムカデや、峡内を飛び回るスズメバチ/アシナガバチに注意してください。
急な刺激は危険ですので静かに立ち去るようにしてください。